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2004年03月04日

「ロード・オブ・ザ・リング」

<旅は終わった・・・。>

面白い映画は、終わりが近くなると悲しくなる。
「この楽しい時間は、もう終わってしまうのか。」
そんなふうになった、ひさびさの映画。


高三のとき、すべての大学に落ちて浪人が決定したその日に
本屋に走り、全巻買ったのが指輪物語だった。

小人に、魔法使いに、悪の魔王。
RPGでおなじみの子供だましの設定だが、
これが、怖い、悲しい、面白い。
(というか、RPGのほうが指輪物語の粗悪な擬似商品なわけだけど)
小説も終わりは悲しかった。終わってしまう感が。

そんな、物語の映画化。
あの壮大感、緻密さ、怖さ、が表現できるのか?
むーりーじゃん。そう思った。

だが結果は・・・。
すげー、頑張ってる。やるな。半ズボンのおっさん。
ストーリは原作に忠実じゃないが、原作の精神はきっちり描こうとしている。
ひとつの指輪、ナズグル、の怖さ。親子、兄弟、種族の葛藤、苦悩。
悪の容赦なさ、戦いの血なまぐささ。

原作が長すぎるんで説明不足な点はあるが、
戦闘場面での高揚感は原作以上かもしんない。

本当に好きなんだね。
本当にやりたかったんだね。手抜きなしに。
ごくろうさま。ありがとう。
(スターウォーズも前シリーズはそうだったと思うのだが、
 新シリーズにはなぜ、それが感じられないんだろう?)

そんなふうに、監督の肩を叩きたくなる出来です。
ところで、できればこの調子で「ホビットの冒険」も映画化しませんかねえ、監督?
http://www.lotr.jp/